私のこと


本名:柳原孝敦(やなぎはら たかあつ)
 スペイン文学、現代文芸論(お間違えなきよう。太字の部分を忘れずに)

1963.08.26 鹿児島県名瀬市(現・奄美市)生まれ
1979-82 鹿児島県立錦江湾高校理数科(9期)
1984-89 東京外国語大学外国語学部スペイン語学科
1989-91 同大学大学院外国語学研究科修士課程ロマンス系言語専攻
1991 文学修士 修士論文題目:アレゴリー作家カルペンティエール
1991-92 メキシコ国立自治大学(UNAM)文献学研究所文学研究センター客員研究員
1992-95 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程地域文化専攻
1995-96 フリーのインテリ
1996 法政大学経済学部助教授
2002-03 ベネズエラ、ロムロ・ガリェーゴス・ラテンアメリカ研究センター(CELARG)客員研究員
2003.07 博士(文学)博士論文題目:ラテンアメリカ主義のレトリック
2004 東京外国語大学外国語学部助教授
2007 同 准教授(法令により改称)
2009 東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授(大学院重点化による。といっても、学部でも教えているので、混同なきよう)
2012 同 教授
2013.10 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授
2017 同 教授

著書
2007 『ラテンアメリカ主義のレトリック』(エディマン/新宿書房)
2010 『映画に学ぶスペイン語——台詞のある風景』(東洋書店)
2019 『テクストとしての都市 メキシコDF』(東京外国語大学出版会)
2021 『映画に学ぶスペイン語』(教育評論社)※上記東洋書店版の増補復刊

共編著書
2008 『劇場を世界に——外国語劇の歴史と挑戦』(谷川道子との共編著、エディマン/新宿書房)

共著(と呼ぶ人もいる論文集への寄稿)
2012 立石博高、塩見千加子編著『アンダルシアを知るための53章』(明石書店)
2014    港千尋監修、金子遊・東志保編『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社)
2015 柴田勝二、加藤雄二編『世界文学としての村上春樹』(東京外国語大学出版会)
2015 立石博高編著『概説 近代スペイン文化史——18世紀から現代まで』(ミネルヴァ書房)
2021 『kaze no tanbun 移動図書館の子供たち』西崎憲ほかとの共著(柏書房) 短文集
2021 都甲浩治編著『ノーベル文学賞のすべて』(立東舎)
2022 野崎歓、阿部公彦編著『新訂 世界文学への招待』(放送大学教育振興会)


翻訳書
1998 (共訳)『ホセ・マルティ選集①――交響する文学』日本経済評論社)
2001 アレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)
2007 (監訳)フィデル・カストロ『少年フィデル』(トランスワールドジャパン)
2008 (監訳)フィデル・カストロ『チェ・ゲバラの記憶』(トランスワールドジャパン)
2008 アルフォンソ・レイェス『アナワクの眺め(1519)』(ヌエボレオン州立大学、モンテレイ、メキシコ、二言語版の日本語訳部分を担当)
2010 (共訳書)ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』上・下(白水社、松本健二との共訳)
2011 カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』(白水社)
2012 エルネスト・チェ・ゲバラ『チェ・ゲバラ革命日記』(原書房)
2012 セサル・アイラ『わたしの物語』(松籟社)
2015 エドゥアルド・メンドサ『グルブ消息不明』(東宣出版)
    セサル・アイラ『文学会議』(新潮社)
2016 フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)
    アルフォンソ・レイェス『アナワクの眺め(一五一九)』(ヌエボレオン州立大学、メキシコ。上記二言語版の改訳、対訳版)
    ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』(白水社)

その他の作品
2019 「儀志直始末記」(短篇小説)『文学ムックたべるのがおそい』(書肆侃侃房)
2021 「高倉の書庫/砂の図書館」西崎憲ほか『kaze no tanbun 移動図書館の子供たち』(柏書房)