2017年3月20日月曜日

ついでにメヒコ覚え書き

コンピュータがいろいろなものをアップデートしたりして、使えないソフトがあるので、暇に飽かせて、ついでにメヒコのことも書いておこう。

メキシコのペソは今では東京の至るところにあるTravelexという両替屋で買うことができる。ただし、売る時にはとてもレートが低くなる。今回、買う際にあらかじめ1,000円余計に払えば、高値で売れるという制度があるがどうだ、と訊かれて、とりあえず1,000円余計に払った。

さて、……

必要最小限だけ持ってきて、後はキャッシングでいいんじゃない、と言われたが、まったくその通りだと思う。本を買ったときや少しよさげなレストランで食事したときはカードで払うのだし、そのカードはvisaデビットで、すぐに引き落とされるし、キャッシングもできるので、ということは実質、キャッシュカードで引き落とすのと同じことだし、持ち歩く金を少なくすることに何の問題もないのだ。それなのにまだ現金取り引き社会の亡霊から自由になり切れていないのだな、僕は。あるいはピッキングを極度に恐れているのか? 

実際、今回、ペソはかなりあまりそうだ。
(50センターボ硬貨がたくさん余った! 写真は5ペソ、1ペソ硬貨とともに)

メキシコでは人と会う予定があったので、プリペイドのSIMカードを買ってみた。メキシコではsimはchipと呼んでいる。TelcelにしようかMovistarにしようか悩んで、後者にした。15日間(2週間)で100ペソ。入れればすぐ使えるよ、と言われたが、使えない。どうしたのだろう? 

どうもチャージするといいらしい、とどこかから聞こえてきた。コンビニに言って番号を言い、なにがしかの金を払えば、手続きしてくれる。サークルK(てっきり日本のものかと思っていたらUSA発祥なんだね)では30ペソからチャージができると言われた。チャージしてほどなく、通話もデータ通信も使えるようになった。ただし、一日中ブーブーとうるさくメールやらフェイスブックのコメントやらを受け取っていると、あっという間にチャージ分を使ってしまった。

やれやれ。

言うまでもないことだが、iPhoneのsimのスリットは何かとても細いものでつついて開けないと行けない。買ったときにはそれがついているのだが、別に人はこれを持ち歩いているわけではない。入れ替えるとき、苦労する。ホテルのメイドに針のようなものはあるかと訊ねたところ、本当に針を持って来た(裁縫キット)ので、それを使った。


ほとんど通話はしないので、特にこちらでプリペイドsimを買う必要もないかな、との思いもある。アップルsimのようなもので充分かもしれない。特に今回、maps.meというアプリを入れていて、それがオフラインでも自分の地図上の位置を教えてくれるものなので、オンラインでgoogleマップなどを使う必要がないとなれば、ますます無理してsimを入れることはないかな、と。もちろん、もっと長く滞在するなら話は別だが。