2017年3月11日土曜日

着いた! 

アエロメヒコの東京―メキシコ直行便ではちょうど10日に開幕するグワダラハラ映画祭に行く配給会社の方と乗り合わせ、日本語通訳を兼務するCAは、かつて共通の友人を通じて知り合った方で、そんな知り合いに囲まれていたとはいえ、いつものごとくその行程のほとんどを寝て過ごしたのであった。やれやれ。

ホテルに着いてみたら、部屋にこんなものが用意されていて感慨ひとしおであった。コーヒーメーカーだ。

今回は12-3日(考え方の問題)の旅行で、着替えは4着しか持ってこなかった。そんなものだ。これを3回くらいずつ着ればいい。ホテルにはたいていクリーニングのサービスがあるから、それを利用して、……と思ったのだが、週末を過ごすメキシコ市のホテルは土日はそのサービスはないと言われた。まあ、よくある話だ。それで、若い頃のように、昨日の服は手洗いして浴室に干した。

今回のメインの目的地は、ともかく、そんなわけでハバナだ。キューバなのだ。ハバナでは来週のウィークデイを過ごす。が、それを挟む週末をメヒコで過ごすわけだが、もちろん、その滞在にも目的がないわけではない。


東京外国語大学出版会の企画で、都市についての本を書くことになっている。シリーズ物のひとつとして、僕がメヒコについて書くのだ。半分くらい原稿はできているのだが、ある章について、いろいろと実地に確かめておきたいことがある。それを確かめるのも今回の目的のひとつ。さて、何を確かめるのか? 

(準備のためのノート。これはまあ、あれだな、なんとか細胞のときに話題になった実験ノートのようなものだな……)