2010年1月10日日曜日

それでも夜が怖い?

まだまだ夜が怖い、なんて思うのは、ジャン=ジャック・アノー『薔薇の名前』(フランス、イタリア、西ドイツ、1986)などを見たからだ。なにしろ夜の夜中に人目を忍んで本なんか読んでいたために殺される人々の話だから。これも(これも、というのは、以前書いた『ナインス・ゲート』との関係で)最後に本が燃える話。ただし、これは原作にして既にそうで、ついでにいろいろなものが燃える。